2019年 岩倉青年会議所【明るく活気に満ち溢れた組織づくり】

理事長所信

廣中大雄

岩倉青年会議所

2019年度 第42代理事長

廣中 大雄

はじめに

戦後まもない時代、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、1951年に日本青年会議所が立ち上がり、早70年を迎えようとしています。 そんな先人たちの力強い志の元、現代社会は何不自由なく暮らせるほど豊かに生まれ変わり、青年会議所が産声をあげた時とは時代背景も変わってきています。
だからこそ今また青年会議所の意義が問われる時代になり、私たちも真剣に向き合わなければいけない時代になってきたと考えます。 今の時代にJCは必要でしょうか? 私は必要だと思っています。

滅私奉公

先人たちの力強い志の元、日本の経済は発展を遂げ、「Japan as number one」、「Japan System」 と称賛され、海外のビジネススクールでも日本式の経営や経済を学ぶ機会があるほど注目を浴びるようになりました。
しかし戦後の経済発展による産業構造の変化、職住分離、Globalization or Americanizationといった欧米諸国の思想の影響か、日本人はいつしか本来の意味とは違う個人主義にはしり、自身の権利と主張(利己)を第一義に考えるようになってきている気がしています。何かあると自身を律し、自分を変えるのではなく、人を変えようとする。大きな声の人間が主張はどうであれ得をする、そんな利己的な時代になってきている気がします。

そんな中、私はJCに出会いました。

当時私は教育という仕事柄、人づくりを通じてまちづくりを行っているという自負はありましたが、直接まちづくりができるJCがおもしろそうだと感じて入会をしました。 入会をして初めて知りました。単年度制で、慈善事業だけにとどまらず、広くその年々に必要だと真剣に考えるまちづくりを行い、社会的課題に取り組む20歳から40歳までの若者たちの存在を。 入会をして感じました。三信条の元、自身の修練のため、仲間のため、そして奉仕の精神をもって愚直なまでにまちを想い、まちの未来を考え、1mmでもこのまちを前進させようと取り組む先輩や仲間たちの志を。

私は「日本人の利己主義化と公共心の希薄化」が進む現代社会だからこそ、今まで以上に、私を滅し、愚直に世のため人のため、まちの為に活動する志を持った団体が必要だと考えています。そしてそこで育ったメンバーが今後の岩倉の未来を力強く創っていくのだと。
私はそう信じています。

会員拡大

そのためには、より多くの志をもった仲間とそれを支える盤石な組織が必要だと考えます。 岩倉青年会議所は2018年度より会員拡大を一丁目一番地において活動を展開しており、青年会議所の志の火を地域に灯し続けるには、最低でも20人の会員が必要だと考えます。私はそのためには三つのことが必要だと考えます。
一つ目は、青年会議所の魅力を知ってもらう機会が必要だと考えます。そのためには、メンバーも市民も「やってみたい!」と思う事業を、我々メンバーが胸をはって取り組める事業を青年会議所が音頭をとり、いろいろな人を巻き込みながら共に手を取り合ってまちづくりを進めていく事。
二つ目は、魅力的な人に人は集まる事です。自身を磨き、ひとかどの人物を目指す気構えで精進することが大切であり、魅力的な個人が集まれば自然と魅力的な団体になると考えます。「あの人がいる団体だから入ってみたい」そう言われるように、我々は努力する必要があるのではないでしょうか。
三つ目は仲間集めに必要なものは、豊かな経験でも高い能力でもなく、志の火を地域に灯すために、メンバー一人ひとりが青年会議所に誇りと情熱をもち、足を使って行動する事。我々自身がこの自覚を持つことが必須だと考えます。

岩倉の未来の育成

私は「真に社会で活躍できる人材の育成」こそが青年会議所の本懐だと思っています。 そのためにLOMとして行わなければいけないことは、二つあると考えます。
一つ目は志の育成です。自分たちのまちをよくする責任が青年にあるという自覚に目覚 め、奉仕、修練、友情の三信条をもって「sutatus quo」(社会的課題)にチャレンジする気概を持ったメンバーの育成が、若い志を育てる事がLOMとしての使命だと考えます。そしてこれは、まちづくりを通してしか行うことができない事だと私は考えています。だからこそ我々は限られたメンバーでもLOMの運営をしっかりと担い、私たちの志を形にし、力強いまちづくり活動を展開していかなければいけないと考えます。 2019年度は岩倉市の特徴を活かしたまちづくりを考え、まちの知名度と魅力を向上させ、新たなまちの賑わいと元気を創出する事業を足を使い、様々な団体や人々を巻き込みながら取り組みます。
二つ目は、学ぶ機会の提供です。我々は三信条のもとメンバーが自己啓発で培った力でこれまでも地域に貢献をしてきました。「青年会議所は学び舎である」といわれるほど学びの機会は無数に広がっています。メンバーが求めれば求めるほど得られるものがあり、社業にプライベートに還元できるものが無数にあります。メンバー一人ひとりが自身を磨き、成長することで、より高いレベルでまちづくり事業に取り組み、力を発揮することができるようになると考えます。世界的組織の利点を活かした様々な学びの機会を提供し、メンバーの自己成長に取り組みます。

最後に

限られたメンバーと経験が浅いメンバーでの運営は厳しいものがございます。 ともすれば前例なき様々な工夫や、改革が必要なこともあるかと思います。しかしながら、JAYCEEとしての志を持ち「為せばなる」の精神で、前を向いてメンバー一丸となって駆け抜けていけば、必ずそこには道ができると信じております。一年間よろしくお願いいたします。

Where there is a will, there is a way.

意志あればそこに道あり

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