2017年 岩倉青年会議所【明るく活気に満ち溢れた組織づくり】

理事長所信

新井明浩

岩倉青年会議所

2017年度 第40代理事長

櫻井 芳樹

はじめに

1945年8月15日、多くの犠牲を出した第二次世界大戦が終戦を迎えました。日本中が誇りと尊厳を失い未来への希望を見出せない中、1949年「祖国復興」を目指した青年たちによって東京商工会議所(現東京青年会議所)が創立しました。その高い志は先人たちの弛まぬ運動によって各地に広がり、岩倉市が市制を施いて間もない1978年に岩倉青年会議所は誕生しました。
岩倉青年会議所の先人たちが地域発展という明確な目標を持ち、志を紡ぎ続けてきたことで現在の我々の存在があるといえます。しかし、モノが溢れ何不自由ない生活が当たり前のように過ごしてきた私たちの世代は個の人生を美しくすることに傾倒し公益への関心が薄れつつあります。
2014年に日本創成会議から発表された「消滅可能性都市」を機に改めてフォーカスされることになった人口減少問題は、地域から日本全体が衰退する可能性を私たちに突き付けています。また第2次安倍政権の政策である地方創生は私たちに地域経済や住環境など地域の在り方について真剣に考え直すきっかけを与え、時代の流れに順応していくことの必然性を提示しています。我々は時代に合わせた変革を市民とともに実行することで「未来のために行動できる岩倉」の実現を目指します。

創立40周年を迎えるにあたり

「われわれ岩倉の青年は、郷土を愛し若き力を結集し、社会的責任を自覚して友情を深め、共に考え英知と勇気と情熱をもって、地域の発展明るい町づくりに貢献することを宣言します。」
岩倉青年会議所創立宣言文

岩倉青年会議所は小牧青年会議所のご尽力により、全国639番目の青年会議所として誕生しました。創設メンバーである43名の志は脈々と受け継がれ、いまの私たちに人生を学ぶ場と多くの仲間たちとの出会いをもたらしてくれています。
我々は創立40周年を迎えるにあたり、岩倉青年会議所の歴史とともに歩みを深めてきた同志と支えていただいている人々に感謝する場を作り、岩倉青年会議所の未来への価値観を示すことでこれからも地域から求められる青年会議所であり続けます。

未来のために行動できる岩倉

岩倉市は木曽川が形成した自然堤防上に発達した集落から、荘園、城下町、中小企業、ベットタウンと時代の変化に合わせて地域経済の中心を変えることで人々の生活や文化・伝統を支えてきました。バブル崩壊から「失われた20年」と呼ばれるデフレに見舞われている日本、さらに追い打ちをかけるように人口減少問題から地域の衰退が懸念される中、岩倉市が持続的に発展するためには産官学民が一体となり取り組む必要があります。
我々は岩倉市内の子供たちに郷土愛や地域への誇りを育むことで、未来に向けて能動的に活躍できる市民の育成に取り組みます。また地域発展の必要性を発信するために地域衰退が及ぼすマクロ・ミクロ経済への影響を提示し、職業の枠組みを越えて共有することで解決に向けて行動しなければなりません。

資質向上

青年会議所は志を同じくし互いを切磋琢磨し合う組織です。人は人によって磨かれ、互いに高め合う気持ちがなければこの組織は存在意義を見失います。我々は対内対外において友好の場を広げ、「聞く力」を養うことで相互理解を深めるとともに社会人としての資質向上に努めます。また我々が社会的責任の自覚と運動発信を実施していく上でメンバー一人ひとりの見聞を広げることが重要であります。青年会議所メンバーは日本青年会議所や各青年会議所の事業に参加する権利を持っており、各モジュールの事業を利用することは我々に新たな発見と学ぶ喜びを与えてくれるはずです。

組織運営

青年会議所は青年の真摯な情熱を結集し社会貢献するために20歳から40歳という年齢制限が設けられており、常に組織を循環させることが宿命付けられています。つまり会員拡大と人材育成はいつの時代も最重要課題であります。
本年度も30人LOMという大きな目標を達成するためにメンバー全員が会員拡大担当である意識を持ってこの課題に取り組みます。また理事メンバーは歴の浅いメンバーが次世代の岩倉青年会議所を背負って立つ人材へと育成しなければなりません。

結びに

青年会議所は意識変革団体だと言われていますが、私はそれを価値観の更新だと捉えています。なぜなら人やモノの価値観は常に流動的で留まることはなく日和れば衰え、前進すれば成長するからです。 我々はともに切磋琢磨することで意識変革に取り組み、より良い組織に更新し続けなくてはなりません。そこから生まれた力強い運動が市民に波及し、地域全体が変わった時に「未来のために行動できる岩倉」の実現が可能となるからです。
青年会議所活動は楽しいことばかりではなく、辛いことも多い、しかし我々は同志である。ともに笑い、ともに泣き、ともに分かち合おう。

一年間よろしくお願いします。

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